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陰徳を積む人の特徴

今回は自分磨きにフォーカスして三枝理枝子氏の「人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか」を手に取ってみた。


元ANAのトップ客室乗務員、現在CS(顧客満足)コンサルタントとして究極の人間力を高める自分磨きについて語っている。


私は人間力や陰徳よりも人間とは何なのか深く考えて、向き合える本だと思った。


著者は、陽徳(人に見られる徳)から陰徳(人知れずの徳)へ変化していったと述べている。これは実は全く違った自己変革なのではないのかと考える。現代社会の自分に都合の良いもの、好きなものばかり見て、都合の悪いものや不快なもの、自分自身の問題をみようとせず、避けて通り、「わからない」という都合の良い言葉を使い無かったことにし、自分自身も偽る。そのように知らず知らず急速になり果ててきてしまっている我々人類に警笛を鳴らしているようだ。


崇高なるものに光を感じ、そこに向かって「チャレンジすること」「失敗すること」「受け入れること」何度も立ち上がるそのエネルギーこそが人間という生き物の本質だった。

その原点に立ち返り、これからの時代「人間がどうなっていくのか」「自分自身どう生きるべきなのか」私には生きる指針というより、自己対峙するためのスイッチをオンにできる本にもなった。


私は、無責任な思考で生きていたことに気がつきました。人間として心を使い、耳の痛いことを言ってくれる人を遠ざけないで心磨いていし、チャンレンジしようと決めた。


気になった方は手に取ってみてはいかがだろうか?

https://www.amazon.co.jp/人間力のある人はなぜ陰徳を積むのか-三枝理枝子/dp/4896392752