ブッダの「考え方」！

さて、今回は反応しない練習　あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」を呼んでみた。

最初は何となくで手にとってみた本だったけども、読み進めるうちに今まさに私にとって必要な考え方だということに気がついた。

犀の角のようにただ独り進め、本書はブッダの教えをベースに現代社会で悩みながら生きる人にヒントを与えるような内容となっている。 そもそも人生は苦しく悩みながら生きることになるという前提がある。その上で、その悩みと向き合い見つめることから始める。そして、それを良い悪いと判断せずに受け入れて、ありのままの状態で生きていくことが唯一の道なのだと書かれている。

苦しみやストレスは、心の過剰反応から生まれる。手放すには今の心の状態を正しく理解し、そこに余計な判断を加えないことである。今だけを見ることは、 確かに事実より、事実から勝手に解釈した情報のほうが多い気がする。脳が過剰に働き過ぎている時こそ、感覚に注意を向けるのは良いアイディアだ。

心は常に何かを求め続け、いつまでも渇いている満たされないものだ。心の渇きの正体がわかるだけで不満や不安が解消できることもある。過去のつらい記憶が蘇るのは、過去に反応しているからこそである。そんな時は静かに内観し、五感を活かし散歩したり、目を閉じて呼吸や周りの景色に集中し体の感覚に意識を向ければいい。そうすることでいずれ消えていく。また、あの人は嫌いという思い込みや判断は無駄な反応であり、かつての叶わなかった願いも存在しない妄想だ。判断するのは真実と役に立つことだけ。反応して心を乱されることは無意味なことを忘れてはならないと感じた。

皆さんも気になった方は手に取ってみてはいかがだろうか？

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