人間の合理的かつ不合理な行動！

今回は行動経済学について触れてみようと思い、「予想どおりに不合理」を呼んでみた。

経済学における人間は合理的に行動するが、現実の人間は合理的に考えながら不合理な行動をとる。これが行動経済学の主張と言われている。

社会科学的な実験を用いて、一見不合理に見える行動から一般的な法則を導く事例がいくつも載っており、非常に興味深い法則やエピソードが収録されていた。 法則を知ることで自分の行動を客観視することができるでしょうし、かつ読み物としても面白いので非常にオススメの一冊である。

不合理な選択をしてしまうのはある意味人間らしい。人間の不合理さによって商売が成り立つ部分があったり、喜びがあったりする。この時に、自分はどのミスに陥っているのか、このお客さんはどの選択をしてるのかを分析できれば理想的なマーケティング担当や営業担当になると思った。

気になった方は手に取ってみてはいかがだろうか。

https://www.amazon.co.jp/予想どおりに不合理-行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」-ハヤカワ・ノンフィクション文庫-ダン-アリエリー/dp/4150503915