自分が使っている言葉で人生ができていることがわかる本
さて、次の本はゲイリー・ジョン・ビショップ氏の【あなたはあなたが使っている言葉でできている】を読んでみた。
この方は人材開発企業で数千人のコーチングをした人のようだ。
つまり人を育てるプロとして実績を積んでいるということだ。
そんな人が教えることは、自分の考え方や言葉が人生を創っているということだった。
なぜかというと、元々人間は問題を大きくとらえてしまい、今悩んでいる問題は将来からみたら、大したことではないと思えなければ行動はできず、その行動は普段自分にどんな言葉を投げかけているかで決まるということだ。
確かに自分は頭が悪いと思っていたら東大を受けようなどは思わず、選択肢がどんどん狭まっていく。
そして「でも」という言葉を使ってはいけないと、この本の中では勧めている。
「でも」は被害者意識が増幅してしまうらしい。
被害者意識になると、人の批判ばかりして自分のために行動できなくなるようだ。
さらに被害者意識にならない工夫として、期待をやめて全てを受け入れることをおすすめしている。
例えば、結婚に期待があるから落胆があるようで、結婚している身からすると「でも」と言いたくなる。
しかし、全てを受け入れてこれからも頑張っていこうと思う。
これがこの本のだいたいのあらすじだが、気になった方は書店で手に取ってみてはいかがだろうか。