スーパーエキセントリック読書ブログ!

読書を癖付けること、インプットをより意味のあるものにすること、文章を書く力をつけること、が目的です☆

世界で最も優秀な教授に選ばれたアダム・グラント氏著「GIVE&TAKE」

次は、アダム・グラント氏の「GIVE&TAKE」を読んでみる。

 

この本を読むまでは、この手の本は「与える人が良くて、奪う人はいけませんよ」みたいなことが書いてあると思っていた。

 

しかしこの本は一番損をするのは与える人と書いてある。

 

この本の中では人を、

 

ギバー   見返りを求めずに与える人

イカー  奪う人 見返りがある時だけ与える

マッチャー 与えるわけでも奪うわけでもなく調整する人

 

の3タイプに分かれるという。

 

ギバーとテイカーはわかりやすいがマッチャーは例えば、同僚が旅行に行ってお土産をくれたら、自分が次回旅行に行った時にお土産を買って貸し借りなしの状態にしていたいという人だ。

 

この3タイプで得する順に並べると

 

②テイカ

③マッチャー

④ギバー

 

となるようだ。

 

①は?

 

①もギバーということだ。

 

つまり、ギバーは一番得もするし、損もするとアダム・グラント氏は言っている。

 

そして一番損をするギバーは自己犠牲のギバーということだ。

 

自己犠牲のギバーは、例えば人の仕事を手伝っていて、自分の仕事の納期に間に合わなくなるような人だ。

 

反対に成功するギバーは他者志向をもっていて、他人を勝たせる時に自分も勝たせられるギバーだ。

 

他人と自分を勝たせられれば人がついてくるから、大きな成功に向かっていけるようだ。

 

しかし、1つ注意があり、与える相手がテイカーだった場合、奪われて終わってしまうということだ。

 

その場合はマッチャーになって、しっかり返してもらうようにするのが大事とアダム・グラント氏は言っている。

 

イカーは自分に見返りがないと与えない人なので、お店の店員さんや友達の友達など、損得関係が無い人には悪い態度をとるのでそこでしっかり見極めていくことが大切だ。

 

自己犠牲のギバーになっているかもと思ったら、この本を読んでステップアップしてみてはいかがだろうか。

 

books.rakuten.co.jp