スーパーエキセントリック読書ブログ!

読書を癖付けること、インプットをより意味のあるものにすること、文章を書く力をつけること、が目的です☆

超読書術が知識を操る!!

さて、今回は「知識を操る超読書術」を読んでみた。


本書の著者であるメンタリストDaiGo氏の動画や書籍に魅せられたことのある読者は多いだろう。彼のアウトプットを支えているのが1日に10冊から20冊という圧倒的な読書量である。なぜそんなことができるのか。


「速読ができるのだろう」と思うだろうか?


実は「速読」は、科学的に効果がないことが実証されているという。かわりにDaiGo氏が実践しているのが「スキミング=拾い読み」である。スキミングによって読む本、読む箇所を減らした上で、読むべき箇所を集中的に読み込み、記憶に定着させる。そして、アウトプットに使えるように、自分の言葉で残しておく。このサイクルを繰り返しているのだという。


スキミングは誰にでもできることだが、いくつかのポイントがある。まず「その本からどのような知識を得たいのか」という「目的」を明らかにして、常に意識できるようにしておくことだ。新しい分野の本を読む場合には、初歩的な入門書を読み、基礎知識を身につけておくこと。そして、古典と呼ばれる本を熟読して思考力を養っておくことである。


本書に書かれている内容は、基本的に「科学的根拠(エビデンス)」に裏づけられていて信頼性が高いだけでなく、誰もが実践できるものばかり。プレゼンテーションや説得といった、アウトプットに関する知識も満載だ。


沢山の本を読んで良いエッセンスだけを自分の頭に入れる。 今まで疑問に思っていた速読術への疑問や、具体的な本の読み方が非常に分かりやすく書かれていた。 読書は読む前の準備もっとも重要である。 読み飛ばす事を恐れずにつまみ食い読みをする。 ビジュアル化や感情移入することで記憶に残る。 など 書かれていること全てを普段の読書で実行するのは難しいが、自分でも簡単に出来そうなものからチャレンジしていければそれだけでと今後の読書に大きな効果が出ると思った。


知的生産性を高め、ビジネスのパフォーマンスを向上させたいと考える読者は、まず本書を手に取ってスキミングするところから始めてはいかがだろうか。


https://www.amazon.co.jp/知識を操る超読書術-メンタリストDaiGo/dp/4761274565