スーパーエキセントリック読書ブログ!

読書を癖付けること、インプットをより意味のあるものにすること、文章を書く力をつけること、が目的です☆

父の教科書。父となる前に読んでおいて欲しい。なんなら結婚する前までに。女性も読んでほしい。

今回のテーマはこれだ。

父親である諸君、またはこれから父になろうと言う諸君へ。

いかにして家庭という職場で、育児という仕事を優秀な職員として遂行することができるか。

※偉そうになることを予めご了承くださいませ♥️



筆者は7歳、3歳、1歳の娘がおり、結婚11年目を迎えた筆者が、これまでの経験をもとに、

父親という立場で、家庭をよりうまく継続させる秘訣を偉そうに語る。

「うまく」の解釈は人それぞれだが、ここでは家族仲良く日々過ごせることを指す。結構アバウト 

 

 

 

今、「家庭」を『職場』、「育児」を『仕事』と記載したが、
これはまさにそのとおりだからだ。

 

男女が恋愛をして結婚して2人で生活するまではまだいい。

厳密には彼氏と夫で違うが

(ここでは割愛する。けれども、夫婦になると一生その人以外と恋愛をしてはいけないルールになる。そんなこと無理じゃない?)、
そこから子供が産まれて父になると何段階もポジションは変化する。

 

長い間自分の体内に生命を宿して産み出した赤子を、

なんとしても守らなくてはといけないと、

女は妻から母という違う生命体に変化するのだ。

 

その瞬間、妻にとって夫は愛する男性という対象から、育児という仕事を共にするパートナーへと変化する。

あなたは職場で仕事をともに仕事をするパートナーが、

できる人かそうでない人かで見てはないだろうか?

あなたはそうではないかもしれないが、他の人は見ている。特に上司は。

その、上司があなたに見せる目線と、同じ目線を妻は夫に向けている。

 

 

「こいつは仕事を前向きにとらえているか?」
「仕事を主体的に取り組んでいるか(受動的ではないか)?」
「自分で目的を見つけ、手段ではなく目的にフォーカスしているか?」
「スピード・質・量はどうだ?」
などなど。

 


家庭はもはや職場ではなく戦場、育児は仕事ではなく戦闘といっても過言ではなくなっている。
肉体的にも精神的にもに母の負担はきつくなり、結果父へのあたりが激しく厳しくなる。
仕事ができない部下に上司が毎日怒鳴っている様と同じだ。
今どき、怒鳴る上司というのはいかがなものかとも思うが、
家庭という職場は未だに昔と変わらないのか、いや、核家族となり親や他の家からのサポートも期待できなくなっている現代、育児は昔より大変になっている。

  

そんな中、父に与えられている役割は思いの外大きい。
が、男は父になっても自分の気持は何も変わっていない。
一人同居人が増えただけであり、役割・ポジションは基本何も変わっていないのだ。
たまに子供が好きで好きで色々育児法とかとか気にする男性もいるが、
女性にとっては「仕事の進め方がちがう仕事しにくいやつがいる」という目で見られている可能性も高い。

 

 

 

では、どうするか?どうしたらいいのか?
今回は大きな3点でお伝えしたい。


1.自分の時間などないと思え
2.手伝うのではない、それは自分の仕事であると認識すること
3.期待を超えていけ
~最後に。女性の方々へ~

 

それぞれ解説する。

 

1.自分の時間などないと思え
 私の代表的な1日のスケジュールを下記に記す。

 ちなみに我が家は7歳・3歳・1歳の娘がおり、状況としてはハードな方だが、

 子供が1人でも2人でもあまり変わらない。

 

  
 07:00 起床。ゴミ捨て。
 07:15 子供の体温を測り、ご飯を食べさせる
     おむつを替え、着替えをさせる。
 07:40 自分の身支度をする
 08:10 小学校・保育園に送り、職場へ向かう。
 08:55 職場到着、業務スタート
 18:30 仕事を終わらせ、ダッシュで家へ帰る
 19:15 帰宅
 
 我が家は奥さんが時短勤務をしており、17時には仕事が終わっている。
 ご飯を用意してくれて、子供も迎えに行ってくれている。
 そこは甘えている、ありがとう。
 
 19:15 子供にご飯を食べさせる。
 20:15 お風呂を入れる。または食事の後片付け、パジャマの準備
 20:45 ドライヤーで髪を乾かす。
 21:15 歯磨きをする。
 21時半~22時 寝かしつける。
 22時  洗濯機を回す。干す。冬は夜から室内干ししてないと5人分は乾きにくい。
 22時半 食洗機2回目回す。風呂掃除。

 

 

 以上。自分の時間がもてるのはここからだ。
 もちろん、日によってもう少し前倒しできる場合もあれば、習い事がある場合は後ろ倒しになる場合もある。
 言いたいのは自分の時間などないよ、ということ。


 子供が好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きでたまらない方は上記の時間も自分時間としてカウントできるだろう。
 もちろん筆者も子供は好きで、自分の子供も特別で、ご飯とか風呂とか楽しいと感じる瞬間もある。
 が、やはりなかなか自分の時間と捉えることはできない。
 はっきり言って仕事や趣味のほうが楽しかったりする。
 まぁ何にせよ、時間を期待するなよ、ということだ。
 筆者の奥さんは日勤帯のみの看護師なので、土日も働く。
 その場合は土日も自分の時間はない。休まる時間はないのだ。

 


 これから子供が生まれる男性には、酷なダブルワークが待っていると思ってもらっていい。 
 気持ちのリフレッシュの仕方をしっかり身につけることは重要である。

 筆者はジム・読書・音楽・フットサル・youtube・酒・女の子とのLINEなど、22時以降でもリフレッシュできる手段をいくつも確保している。

 

 

 

【自分の時間はないという前提でいろ。リフレッシュの仕方は確保しておけ】

 

 


2.手伝うのではない、それは自分の仕事であると認識すること
繰り返すが「家庭」は『職場』、「育児」は『仕事』であり、夫婦の共同作業なのだ。
 部下で自分の仕事を「手伝う」感覚やつがいたらどうだろうか。
 「は?こいつやばいやつじゃん」となりはしないか。
 それと同じである。
 「なんか手伝うことある?」と聞くだけでもうアウト。
 奥さんは口には出さないかもしれないが確実にキレている。怒りは蓄積され、いつか解放される。貴方に向かって。
 「なんかやるべきことあるかな?」と聞くようにしよう。
 次の項目で触れるが、理想は何も言われずにやるべきことを率先して見つけて、
 奥さんの仕事をなくすことだ。

 

 


【手伝おうか?なんて言ったらころされる】

 

 


3.期待を超えること
 ここの項目は普通に仕事をする上で大事にすべきことだ。
 社内向けでも社外向けでも、仕事の先には誰かがいる。
 その人の期待は超えているだろうか。
 期待を超えてこそ、初めて感謝される。
 期待どおりであれば、当たり前の範疇だ。
 自分の時間を増やしたければ、期待を超えていこう。
 期待を超えていけるのはこの3種類だ。

 

 

  1)スピード

  2)質

  3)量  

 

 
 詳しく説明しよう。


1)スピード
 先手をうつこと。
 1日のタスクは上記に記載したとおりだが、細かい作業はたくさんある。
 食事の配膳、子供の手を拭く、顔を洗う、などなど。
 奥さんは奥さんでタスクを激しくこなしている最中だ。
 子供も毎日様子が変わるので、決して同じことが起こる日はない。
 日々奥さんが何をしているのか確認しながら、できることは盗んでいこう。
 奥さんの仕事がなくなるのが理想だ。
 洗剤は補充しなくていいかな?
 何か掃除する部分はない?
    
 
2)質
 自分がやっても、質が低いのでは意味がない。
 返って奥さんの仕事が増えるだけだ。
 奥さんの仕事がなくなるのが理想だ。

 味噌汁の味噌は入れれる?量どれくらいか知ってる?
 キャベツの千切りはできる?乱切りと勘違いしてない?
 カレーくらいは作ろうぜ   
 
  
3)量
 奥さんの仕事がなくなるのが理想だ。
 正直、子供は基本父よりも母のことが大好きだ。
 だって、母のほうが色々考えてるもん。
 子供は敏感で繊細で頭のいい生き物だ。
 どっちと仲良くしたら自分が生存できる可能性が高いか、本能でわかっている。
 父を選ぶ場合は、母が鬼のように怒っているときくらいだ。
 育児では手伝いきれない限界が存在するが、家事ならば全部できる可能性はある。
 

 「あれもやってる、これもやってる!
  ありがとう、あなた大好きよ♡
  最近外出してないからどこかいってきたら?
  子どもたちは私が見てるわよ♡」 

  
  というセリフを引き出そう。
  自分からアピールするのではなく、奥さんから言われるのをまとう
  貴方は家庭という職場で出世コースだ。 
  言われないのであれば、まだ足りていない証拠だ。
  
 
 そうやって言ってもらったのならさらに期待をこえてやれ。
 「いやいや、いつもありがとうね、これプレゼント」
 といって花をプレゼントだ。1000円もあれば十分喜んでくれる。
 大事なのは気持ちだ。
 

 

 

 【家事を全部しろ。花を買え】

 

 


~最後に。偉大なるお母様方、またはこれから母になろうとする奥様方へ(敬語になります)~~
 正直、筆者は家事・育児をやっている方だと思います。
 もちろん、上には上が存在するし、筆者の周りにはなぜか立派な父が多いのですが。
 しかも稼いでいます。すごいです。
 子供への愛情が正直すごいな、という人たちが多いです。
 だが、皆様がこれから選ぶ、または選んだ男性がそうとは限りません。
 離婚率が多い理由の1つだと思います。
 
 彼らは家を職場だと思っていません。
 安らぎの場だと思ってます。
 気が利かないのですが、もちろん悪気があるわけではありません。
 本当に、思いつかず、考えが及ばないのです。
 そんな彼らが、何か家事・育児をやっているのであれば、
 「当たり前」と思うかもしれませんが、
 「ありがとう」と労ってあげて、褒めてあげて、うまく操ってあげてください☆
 男女の性差は、理屈では理解し難いところがあります。
 ぜひ、感情を動かし、素敵な過程を築いてください☆

 

~最後の最後に。結婚を考えていて、子供も欲しい女性の方々へ~
 パートナーの方にこれを聞いてみましょう。

 子供はいつ頃ほしい?何人?
 子育ての優先順位は?頭脳?健康?性格?才能?
 それを伸ばすための具体的な方法論は?

 明確に答えられなくても、真剣に貴女の話をきき、感想を言ってくれる男性でないと話になりません。
 結婚という、そもそも江戸時代付近に、為政者が国を統治しやすくするために導入された一夫一妻制度が現代で機能しているとは言い難く、そして離婚によって被るデメリットが大きいのは女性の方であると考えられます。
 なので、離婚したくないのであれば、本当にパートナー選びは重要です。
 そして、離婚しても大丈夫なように、経済的基盤・精神的自立・家庭以外のコミュニティの確保は子供と自分のため、準備を勧めておくことをおすすめいたします。
 そしてそして、男女の性差に関する本や経済本など、たくさんの情報をとりながら、従来の常識にとらわれず、ご自身にとっての真の幸せを掴み取ってほしいと切に願います。

 


参考文献↓↓