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相対性理論とは?

今まで難しそうで調べようともしてこなかった相対性理論を楽しく学びたいと思い今回は佐藤勝彦氏の「相対性理論」を楽しむ本 」を手に取って呼んでみた。


同じPHP文庫で同じ監修者の「量子論を楽しむ本」同様にすごく分かりやすく、これまでぼんやり疑問に思っていたことピンポイントでかゆいところに手が届く解説だった。


専門用語や数式を使わずに特殊相対性理論一般相対性理論をわかりやすく解説し、そこから引き続く現代の宇宙論を紹介してくれる。高校で物理から逃げてしまった私でもなんとなくわかったような気がするから不思議だ。


何よりも読んでる最中はぽんと膝を打つんだが、本を伏せて考えているとまたもやがかかってくる、まるで晴れ上がる前の宇宙のようだ。どんどん加速していくと光速を超えるけど良いの?と思ってたが速度が増すと慣性質量が大きくなり、光のように質量のないものでない限り光速には達しないという。特殊相対論でお互いの時間が遅く見えるのは過去を見ているからだとのこと。


そして解説も平易だし、更に図説がシンプルで分かりやすい。動くと時間が遅れるとか、光速を超えられない話とか、重力とか、ビッグバンとか、ブラックホールとか、宇宙項とか、虚数の世界とか。物体の存在で時空が歪んで重力発生とかそれだけだとファンタジーの世界の出来事みたいだけど事実なんだなと改めて相対性理論の奥深さを知った。


皆さんも手に取ってみてはいかがだろうか?


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