スーパーエキセントリック読書ブログ!

読書を癖付けること、インプットをより意味のあるものにすること、文章を書く力をつけること、が目的です☆

【あやうく一生懸命生きてしまうところだった】を読んでみた

次の本は、韓国のフリーのイラストレーターの「ハ・ワン」さんが書いた本だ。


表紙が全身日焼けし、ケツだけ水着のせいで真っ白になっている男性が、下半身を露出させてうつぶせになっており、背中に猫が伸びをしているという癒し系なものとなっている。


文章だけで見るとそう思えないだろうが。


この本は、作者が誰かのレールの上に乗って人生過ごしたと思ったから書いた本だ。


40歳の時に完全なニート生活になったという。


そこでイラストレーターで食べていくだけのお金を稼いで、あとは自由にするという生活をし悟ったようだ。


この本の中で面白かったのは他人と比べてはいけないということだ。


そんなの当たり前なことだが、この本では他人と比べることが一番早く不幸になり、どんぐりの背比べと言っている。


例えば、才能ある人と自分を比べたら、才能がない自分はみじめになる。


しかし、比べるということは基本的には才能の差がある人とは行わない。


ビルゲイツイチローのような、一流の財界人やプロスポーツ選手と比べないように比較は手の届くところで行われる。


だからどんぐりの背比べだと作者は言っているのだ。


娘に対しても誰かと比べたりするのは、娘が不幸になるのでやめておこうと真面目に考えてみた。


そしてムスコに対しても、他の男友達のムスコと比べるのはやめようと思った。
どうせ数センチの差だ。


もちろんこちらは不真面目な意味だ。

www.amazon.co.jp