ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話 ③
ということで最終章(大げさ。3回にわけただけ)
本がどう良くて、自分が今後どう変えていくか。を書いちゃうぜ!ぜ!!ぜ!!!
【子供を叱るのはやめ、褒めまくる】
・とある教育学者によると(児童心理学者の平井信義先生)、4才までの行動はすべて「善」なので、すべて認めてあげることで思いやりのある子に育つ。らしい。
そもそも4歳未満に正論突きつけてもしょうがない、そういう生き物なのだ、なんなら正常なのだ、と割り切る。
(女性が落ちのない話をダラダラして、意見を言うと怒り出すのと同じ。別に悪口を言ってもないし、女性を敵にする気もない。そういう生き物なのだ。だから、俺がなかなか目の前にあるものを見つけられないことも許容してほしい。これは『地図が読めない女、話をきかない男』に書いてる。確か。要は割り切って許容しようという話。)
善の意識しかない子供が親に怒られると戸惑い、傷つき、親への信頼を失っていく。
「子供が悪い子になってしまうんじゃないか」という信頼の無さが子供に伝わり、
子供にとっては、自分を信頼していない親を信頼しようなんてことにはならないのも当たり前。
良い子・悪い子の基準は大人のものさしであり、子供にとって悪意などないのだ。
・とある教育者(長谷川由夫先生)によると「叱る」とは弊害しかないと。
あたたかい信頼関係のなかでは叱るという行為は存在せず、そもそも人間関係において信頼関係と罰は相反する。罰が続くと信頼関係は壊れる。
叱ると恐怖と不安からいじけ、消極的になりなにもしなくなる。
そして親の前ではいい顔をしながら、影で悪事に染まる。
つまり!本人は良いことも悪いことも世間がいろいろ教えてくれるから、親は無償の愛で受け止める。信頼して本音を出せる場所が必要みたい。
ビリギャルも長男もやはりいざというときに親の顔が浮かんだらしい。
無償の愛だ。極端な話、挨拶やありがとうも言わなくても怒らないらしい。本人にとってはそれが正解なのだ。「私はあなたの味方ですよ」と示すことが大事。
だいぶ端折りましたが以上です。最後にはビリギャルを育てた坪田信貴先生によるああちゃん教育法を絶賛の解説があります。
ただただえげつないほどの母親の無償の愛で子供が勝手にいい子に育った、という結果論ではなく、
再現性のある教育だと解説されてます。
人の評価は「do」でもなく「have」でもなく「be」で行うものだと。(これ前読んだ本にも書いてあったな。「be」が大事だと。たしか中野祐治さんの本だな)
100点を目指すことを「当たり前」にしていたら常に不満足な心理状態であると。
人間は不完全な存在なので、それを認めるのだと。
そもそも教育を学んでいない親が教育を語るのはおかしな話で、子供の自主性を最大限、しからず褒めることで伸ばすのだと、言う話でした
でも子供をみてイラっとすることはむちゃくちゃあるので、
やはり子育ては自分育てなのだ。と思う。