岡田斗司夫 いつまでもデブと思うなよ (新潮新書) 2007/8/16
記念すべき1回目のご紹介!!
岡田斗司夫著 いつまでもデブと思うなよ (新潮新書。2007/8/16)です!
タイトルに「いつまでもデブと思うなよ 」って書くと何の宣言ブログだ、と自分でツッコミたくなったので作者名・出版社・ついでに出版日?も記載しておきました。
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そしてAmazon評はこちら
一年間で五〇キロの減量に成功した著者が到達した結論。それは、ダイエットは楽しく知的な行為であり、ロー・リスク、ハイ・リターンの最高の投資であるということだった。必要なのはメモ一冊。それだけで運動不要、持続可能なダイエットは始められる。そして重力から開放された後は経済的、社会的成功が待っているのだ。過去のすべてのダイエット本を無力化する、究極の技術と思想が詰まった驚異の一冊!
まぁそもそも太り過ぎという話なのですが。
でもこの本はただのダイエット本ではなかった!
まずそもそもなぜダイエットが必要なのか、という話から始まる。
日本の社会の、人の格付けの仕方の移り変わりが書かれていてここが興味深い。
要は江戸時代・明治途中までの家柄や身分を気にする【家柄主義社会】
→明治・大正・昭和の個人的スペックを重視する【学歴主義社会】
→昭和~平成途中の何を持っているか、いくら持っているかが重視される【ブランド主義社会】
→そして今!!どんだけ仕事ができて能力があって肩書があってもデブだと「デブ」としか思われない【見た目印象主義社会】!
これには笑った。自虐で107キロの自分の社会的客観的評価を記載していて、これが面白い。
著者は色々出版していてTV出演もしていて(知らなかったけど。見たこともないけど)、社会評論家・経済評論家などを自負していたらしいが、自分みたいに何も知らない人からしたら肩書はあってもただのデブ。と見られることに気づいた。
巨乳の人が知的な職業には向いていない(能力を低く見積もられがち)のと同様で、
デブはどんな仕事をしても「結局は自己管理のできないデブ」と思われる時代だと。
だからデブだけどちゃんとやってるんだ、と思われるように努力するのではなく、
痩せる努力をすることにしたらしい。
よく考えたら当たり前の話をさすが社会評論家、時代の移り変わりと一緒に書いていて面白い。知識もついた。
ちなみにデブになったことによって受けた不当?な評価は、痩せることによって「やればちゃんとデキる人」という好評価になってリターンされる、ということも書いていた☆
あら、気づけば1000文字を超えていたので今日はこの辺で。(だれも見てないけどw)
次回はどのようにダイエットしたのか、そしてダイエットの中で大事なこと、について書いてみようと思います(多分)
おやすみなさい☆