スーパーエキセントリック読書ブログ!

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オーガニックな生き方!

今回は今流行りのヴィーガンについて書かれた本を読んでみた。


昨今、ダイエタリービーガンの登場でヴィーガン全般が「菜食主義」と同義に扱われ、本著では改めて本来の「脱搾取」派が社会主義の新しいカタチを提案していた。


動物の解放を唱える事は、あらゆる抑圧される層LGBTQ等の差別問題の延長線上にある。社会貢献不可という理由から障害者の人権を無視してはならない。ヴィーガン活動家が白人に偏っている現状を指摘し特権をふりかざす事無く、個々の立場への配慮を促す。非搾取側の違法移民等の事例をあげる中、米では環境問題というと白熊の絶滅よりハリケーンカトリーナを連想するとの記載にハッとさせられた。


ヴィーガンという言葉自体には食べ物だけでなく、衣服・化粧品・人種差別・性差別・児童労働・死刑制度に至るまであらゆる暴力や苦しみに加担せず、思いやりを持った生き方であると言われる。


食肉に加工される動物を初め、羊毛ヴィーガン品、動物園や水族館や環境問題など、私たちは動物たちの権利を無視してモノ同然の扱いをし、彼らはただ殺されるために生かされている。まるでホロコーストのようではないか。


多くの人が見てみぬふりをするのは、利便性を選んでしまうからだ。私たちはこれらの問題に関心を持ち、事実を知ることが重要だと感じた。


気になった方は手に取ってみてはいかがだろうか?


https://www.amazon.co.jp/ビーガンという生き方-Mark-Hawthorne/dp/4846119025